GANTZlabo_nexststory blog -3ページ目

0212「生きるためだけではなく」

今週号の話…0211「見えているモノ」
【とびら:英雄は屍の中に生まれ変わる】
「ダンッ」「どさッ」風の巨体が地に倒れる。
(一番強い風がこんな) びびりまくる稲葉。
「きんにくらいだーッ」タケシの目に大粒の涙が流れる、滝のように。
「まだだッ」「まだ止血すれば助かる!!」玄野、扉絵にて叫ぶ。
レイカ、GANTZスーツを引き裂き、止血処置。「きゅ」
玄野、ブレードを掲げてラスボスに突進。
「あいつ・・・わかんねェ」稲葉、呟く。(あいつ何考えてんだこんな状況で・・・もう死んだ方がマシな状況で・・・何やッてんだアイツは)(死ぬのが怖くないのか!?死ぬんだぞ)
「ドガ」玄野、ラスボスに簡単に弾き飛ばされる。
(わかる・・・玄野クンの見ているモノは)今度はオッちゃんの独白。(一つだけ)
突進する玄野、そして、タエのイメージショット、二ページにわたり七つ。
「ドグッ」玄野の肘がラスボスのわき腹に入る。
衝撃で横に飛ぶラスボス。
「あッた あたッたッ」稲葉、実況中継。
「きさまあァッ」ラスボス怒りの反撃も、「ガンッ」今度は玄野のアッパーが炸裂。
衝撃で後ろに飛ぶラスボス。
「しん・・・じらん・・・ね」と稲葉アッケ顔。なので師匠が解説、「風があたえたダメージがきいてやがんだッ」、と。
ラスボス、今度は猛ダッシュ、「知れッ」「身の程をッ」
目にも止まらぬ、、、だから絵にも描けない速さで攻撃を受ける玄野。「ガッガンッガッビシッ」
玄野負けじと「おうおオオ」、ブレードをはらうとラスボスの背中の角を切断、六つほど。
「いけッいけるッ」「玄野いけッ」師匠、握りこぶしで応援。おっちゃん、なぜか涙を流し、レイカも何か叫んでいる。 いけるかも、と読者に思わせといて、
ラスボス「おまえごときがッ」と咆哮するとともに、ボディブローが玄野の腹にモロに入る。
玄野は飛ばされ、ビルの窓ガラスに「ガチャーン」、
「くろ・・・の」稲葉は呟いている。意味もなく。
【あおり:そして2人! だが光は見えた!!】

今回のポイントとか
●風は一命を取りとめそうだ。
●背中の角を破壊したので雷撃は使えない!!!・・・?か?
●でも使えた。ビルの高さから玄野は、ラスボスにジャンプ。ラスボス雷撃で射落とそうとする。玄野に落ちる雷、しかし玄野はど根性でラスボス頭部に着陸。ラスボスも感電、、、「今だ、、撃て、和泉!!!」

次回の予想→「212 生きるためだけではなく」
稲葉。「もうダメだ!」「逃げようぜ」とオッちゃんと師匠に提案するも、二人とも黙殺。
「あッ」とレイカ気づく。タケシが彼女の脇を駆け抜けていく。
ラスボス、無視。
タケシその足元でポカスカ殴るが、ラスボス微動だにしない。
「タケシくん!」レイカ、たまらずタケシを助けようと試みる。
ラスボス、「雑魚がッ!」タケシを足蹴に、タケシ吹き飛び道路を転がっていく。
「・・・」声にならないレイカ。
転がった先に、放心状態の和泉。タケシが激突。タケシは鼻血
「ちくしょうッ!」師匠、構え。が、動きが速すぎてスキャンできない。
おっちゃん、ダッシュでラスボスに向かっていく、レイカも続く。
(こいつらどうなってんだ。このままじゃ皆殺しだ)稲葉、臍をかむ。「どうにでもなれ」とXガンを携え向かっていく。
「分からねえ奴らだなッ」、ラスボス、おっちゃんの腕をへし折り、師匠のスーツをおしゃかにし、レイカにボディブローを浴びせる。
「とどめだッ」とばかりにラスボスおっちゃんに電撃をしかける。
稲葉、逃げ出す途中、和泉に話しかけられる。「おい、玄野は??」
「死んじまったよ、たぶん、ぶっ飛ばされて・・・」稲葉の捨てセリフに和泉、わずかに反応。

以後の予想
●玄野は夢を見ている。タエが微笑んでいる。ガンツタイトル

211 「復活」

今週号の話…0210「一撃必死」
【とびら:ゼツボウ希望】
(崩壊する街と 瓦礫を包む業火の中で 恐怖に凍てついた魂は絶対零度へと沈んでいく・・・)
稲葉、へたり込み。「だめだ 絶対 ここで 死ぬ」腕はガクガク。
横たわる和泉を覗き込む人々。
師匠も同様に恐怖に震え、レイカも地に伏し、恐れおののきガクガク
和泉にパンピーが話しかける。「あんた何? 警察とか・・・自衛隊じゃないよね」
「俺の・・・姿が見えてんのか・・・!?」「(見られてもピンポロパンポロ鳴らないのか)アラームは?」
一般人たちの視線の先に、玄野。
和泉は身を起こし「く  」と。
玄野、単身、大上段からラスボスに斬りかかる。見開き二ページ。
ラスボスよける、玄野なおも斬りかかろうとするが、ラスボスのパンチが横腹に。さらに、拳骨を叩きつけられる。
玄野に触発されたのか、おっちゃん、風、師匠、レイカは「スクッ」なり、「ユラッ」なり立ち上がる。が、稲葉は「無理だ 」「無理だッつーの」と。
ラスボスに向かっていく面々だが、ことごとく殴られ、跳ばされる。
高みの見物を決め込んでいるタケシが「あっ」と。風が、ガチンコ勝負に。
ラスボスのパンチをくぐりぬけ、ボボッとパンチを繰り出すす。風のキック?がラスボスの脚に「バシィンッ」と入るが、ボディブローアッパーで受け跳ね飛ばされる風。だが、そのままラスボスの腕をガシッと掴み、抱え込むとラスボスの右腕は「べキッ」と音を立てて折れた様子。ラスボスの繰り出す左のパンチを避けながら「があッ」と気合を入れた風が得意技のポーズ。
一般大衆の「おおオァ」という歓声を浴びながら、足を踏み込む風、見守るメンバー達。
が、「ドン」と雷鳴。風の背中から胸にイナヅチが突き抜ける。左腕、左足を失いのけぞる風の体躯。風は顔をしかめている。
【あおり:身を砕く雷撃! 最強の男、ここに散る!?】

今回のポイントとか
GANTZが、そのコントロールを解いたのは、何かしらメリットがあるからで。そのメリットはGANTZにとっても、メンバーにとってもメリットであるはずで。

次回の予想→「211 復活」
地に伏す風の巨体と腕、脚。驚愕の顔のメンバー達。
タケシの声にならない叫び声。
「レイカさん! 奴を!」と玄野は風の救出を指示しながら、ラスボスに突進。
「おおおおおおお」屈することを知らない玄野の闘志。しかしラスボスは右腕を上げ、その指先に電気を集めて電撃の準備。
「玄野くん!」レイカ叫ぶ。ラスボス電撃を放つ寸前。
しかしラスボス、身を翻す。和泉がブレードで斬りかかっている。
「和泉・・・・」稲葉が半ば独り言のように。
和泉、そのブレードのサイズを長く伸ばしている。
「こっちだ!」
と玄野が斬りかかる。が、ラスボス、ひらりと身をかわす。
二対一の目に止まらぬ闘いに一般人らは歓声を上げる。押し気味の展開。
稲葉、推移を眺めているがふと手に触れたYガン捕獲銃に気づく。
タケシ、たまらず風のところに駆け寄る。「きんにくライダー!!」
虫の息の風。「大丈夫、じゃけん。お前を守るためじゃ(博多弁にて)」
涙止められぬタケシ。
玄野斬りかかり、和泉ブレードを振り回す。
ラスボス、大ジャンプでそれを避ける。
稲葉、「今だッ」と、Yガンでラスボスに狙いを付ける。
引鉄をひく稲葉の指のアップ。
Yガンが発射され、空中に跳んでいるラスボス目掛けて例の三角形が跳んでいく。

以後の予想
●空中にいる間は移動できない。。チビ星人のときの玄野の戦術。
●捕獲に成功した後。Yガンは機能しない、上に送らない。GANTZの機能が働かないからで、瞬く間にピンチ。
●捕獲された後、「わははは」と巨大化するラスボス!!尻尾が弱点だッ!
●水が降るより、雪が降る。師匠それを見上げ呟く。「あいつが、桜井が助けてくれた・・・・」ガンツタイトル

210 機微

今週号の話…0209「人類撲滅宣言」
【とびら:闘いに向けられたカメラ特撮のような現実に対峙する一般人】
勇気あるカメラクルーが闘いを撮影している。
オニ星人は三メートル程。
稲葉呟く「なんだコイツ・・・・・・」(今までのヤツとは・・・圧倒的に違う)(こいつ一人でこんな景色にしたのかよ・・・)炎上しているバス、自動車、倒れている人。
(しかもあの和泉を)(こんなにしちまって)放心状態の和泉。
「俺はこれからこの街のニンゲンを一人残らず殺す!!」「この街のニンゲンがいなくなれば次の街だ!!」
「俺は止まらない」「止められるなら止めてみろ!!」
「虫ケラ共が!! 可能なら俺を止めてみせろ!!」
ラスボスの雄たけびが響き渡る。
「俺は一人でもおまえら全体相手に勝ってみせる!!」
「全人類が相手でも俺は勝ってみせる!!」
それらの言葉は眼前の玄野らではなく、全人類に向けられている。
稲葉が実況を代弁する。「俺ら まるで 眼中にねえ」
玄野の手元、ブレードの柄を「ギュッ」と掴むと「キュウウウン」と反応。玄野は素早く抜きざまラスボスに切りかかるが、見開き二ページにわたり、ラスボスがジャンプして避ける。
ラスボスはジャンプすると右手に「ピキッ」と雷火が走る。
玄野「レイカ和泉たのむ!!」と。
稲妻がドンッと玄野ご一行に向けて落とされるが皆、ジャンプして回避。レイカが和泉を抱えている。
玄野は間髪入れずラスボスに斬りかかる。
ラスボス目にも止まらぬ速さでソレを避ける。
玄野、返す刀で胴をハラウが逆に肘うちを受け、倒れるが地につくやラスボスに足蹴にされる。
風、得意技を繰り出すが、いとも簡単に突き倒される。次のコマでは走り去り、他メンバーはXガンを構えているが発射さえできない。
圧倒的なスピードと破壊力に「こんなのッ」「無理だろオッ」、と。
が、すかさずラスボス再び稲妻、「ドンッ」吹き飛ぶメンバーたち。
宙に投げ出された稲葉のモノローグ、「無理だろ   あんな奴」
【あおり:街を蹂躙するイカヅチ! このまま全滅、なのか!?】

今回のポイントとか
●敵はどんどん強くなるのは漫画の法則。あるいは強く見せなければならん。 ●稲葉、狂言回し役。とすれば、ある程度生き延びる。
●描かぬことで演出されるスピード感。
●おっと、気がついたらタケシがいない。

次回の予想→「210 機微」
爆風に巻き込まれて散り散りに飛んでいくメンバー。
炎は四散し、方々に火の手。ボオオオオオと炎の描写。それを見ている師匠の一こま
風、立ち上がるが視線の先に、タケシ。タケシ地に伏したまま動く気配なし。
「!」風、タケシのもとに駆け寄る。
「らいだー、きんにくらいだー、助けに、、、きて、くれた」
タケシの伸ばした腕が風の顔に触れようとして、力なく倒れる。
「・・・・・・・」風、咆哮。「うおおおおおおお」
風、怒りに満ちた目。やみくもにラスボスに向かっていく。
ラスボス、落ち着いて迎え撃つ。
風はパンチをキックを繰り出すが触れることすらできない。逆に、顔面にパンチを受け吹き飛ばされる。風のスーツ、ドロリ。
それでも立ち上がり、立ち向かっていく。ラスボス、ボディブロー。「ミシッ」と風の骨が折れる音。地に転がる風に向かいラスボス、右手を挙げ、稲妻を落とすポーズ。
しかし、ラスボスに水がかけられる。
右手がバチバチと火花を出し、ラスボスの全身に電気が走る。師匠が消火栓を壊し放水をしている
「小賢しい」とラスボスは呟き、師匠に向けて猛ダッシュ。
師匠は待ってましたとばかりに、手を構えて脳内にスキャンをかけている。
脳味噌をとらえたが、ラスボスの素早い動きに対応できない。師匠は体当たりを受けて吹き飛ばされる。


以後の予想
●水がきくのかは謎。でもなぁ、なんか弱点がないと。
●この期に及んでラーメンとか女とかで勝負が決まる、、、わけもなく。
ガンツタイトル

209 「雷起こし」

今週号の話…0208「カミナリサマ」
【とびら:一触即発! 睨み合う両雄! その時間は刹那・・・!】
ラスボス、刹那和泉と睨み合うも、走り出すや、稲妻炸裂。バスや車や人が吹き飛ぶ。

玄野ご一行。師匠が「何かヤな感じがしねーか?」と「今までと明らかに違う流れッつーか」「何か少しずつ変わってきてねーか?」と。
「あ!!」とおっちゃん、前方の人影に目を止める。
黒服四人組。
向かい合う玄野ご一行。
「玄野クンこの人達!」とおっちゃん騒ぐ。「わかってるこいつら!!」と玄野応じるが、レイカ分からず、「え? 誰?」
が、黒服、玄野ご一行に関わらず、通り過ぎる。「一人でも生き残っていたら相手してやるよ」と、「ははは無理だろ」「二度と会うこたないか・・・」などと言い合いながら。
「・・・・・・」玄野ら、シーン。玄野「行こう、時間が・・・・ない」とヤナ雰囲気。

ドンガンドんガン、稲妻が和泉の周囲に落ちているが、和泉「ハァハア」言いながら走っている。当たらず。だが、和泉の目、ビビリ目。逃げ惑う和泉の手からはいつしかブロードもなくなっている。
ひとしきり落とした後、死体累々。「動くな」と命令されたから逃げられもせず立ちすくむ人々。半身になった彼?に追いすがり泣く女。
ラスボス「俺の気がこれで済んだと思うか?」「んなわけない・・・」「こんなもんじゃ」「おまえの首を引き抜いても・・・・」。力を失ったようにへたり込む和泉。スーツもおしゃか。ラスボスが歩み寄ると、、、、見開き、、、バチバチバチと姿を現したのは(一般人の目に現れたのは)(あるいは転送されてきたのかもしれない)玄野ご一行。
玄野勇ましい言葉「信じろ・・・」「俺達ならやれる!!」
一般人たち、玄野らの登場にあぜん。「なんか」「来たぞ」「黒い・・・・・・」「んだ・・・」「あいつら・・・・」

GANTZ部屋。黒球、00:15:37を表示している。残り時間。が、次のコマでは「フッ」とその表示が消滅する。
【あおり:姿が露見したガンツチーム、消失するタイマー! 分かたれてきた境界が 限りなく曖昧になるーーー!】

今回のポイントとか
●オニの背中にも角。アレ、眠るとき邪魔だろう。
●黒服、無視。絶対的な指令を誰かから受けて来たわけではないようで。
●玄野らの出現の仕方について・・・(1)最初からオニの付近に透明化していたのを周波数を自ら変えて姿を現した。その周波数域は人の目にも可視。(2)GANTZが管理していた周波数域が解除され人の目にも見えるようにした。または見えるようになった。(3)黒服とすれ違った後、GANTZがラスボスの前に転送し、人の目に見える周波数域にした。
(2)が濃厚だと思うが、オニ星人の目には元々そう見えていたから、急に現れたというわけでもないだろう。和泉だけがバチバチしてないのは何故???転送されてきたのであればパンダやレイプ女は???理屈で考えると迷宮入りパターン。
●休載後から人物の顔に「タテセン」を多く入れている。スクリーントーンの使い方もちと工夫有。いわゆる劇画っぽい画風に。
●タイマー消失。時間無制限をGANTZが決めたのか。決めるには理由がある。15分では無理と判断したから、か。15分以上かけても仕留めなければならない相手だと判断したから、か。ちび星人ミッションで星人を逃した時の騒ぎに反省したのか。タイマー消失は、ミッションエリア消失をも意味するのか。
●玄野たちの姿を見せることでGANTZが得る利益は何か?

次回の予想→「209 雷起こし」
「おまえらが、やったのか。俺の仲間たちを」
鬼はすんげぇ怖い形相で玄野らを睨みつける。
「ああ、すげえ弱っちかったぜ」と玄野、強気で発言。
「虫けらども・・・・」ラスボス、言うや、稲妻、どかーん。
「どかーん、どかーん、どかーん」
「くそ、このままじゃやられちまう」と師匠、呟く逃げながら。
玄野、やにわにブレード、伸ばし、切りつけようとする。が、ラスボス、ブレードに雷落とし、玄野ビリビリ、「うああああああああああ」。
「離して玄野くん!」レイカ心配顔。おっちゃん、玄野の腕を蹴りブレード、地に転がる。気を失っている玄野。おっちゃん、玄野の心臓に手を当て、「大丈夫、生きてる」
危うし、の雰囲気におっちゃん即座にリーダー気取り、「レイカさん、玄野クンを安全なところへ」「師匠、あいつの頭をスキャンできる?」など。
「なんとかアイツの動きを止めるんだ」とみなXガンを放つがとても命中できるスピードではない。
「ロックオンするんだ」とロックオンして放ち、命中するも、不定形オニのように、「ぷわーん」と広がって衝撃が吸収されてしまう。
師匠、風に指令。「あいつの動きを一瞬でも止められないか? 近づけばなんとかなるかもしれない」と。
風、無言でうなずく。「きんにくらいだー 行かないで」とかタケシは言ってるので、タケシと風、一瞬目を合わせる。うなずく風、まるで大丈夫だと言う様に。
玄野を崩壊した車のカゲに置くレイカ。生きていることを確かめるように玄野の胸に耳を当てる。「玄野・・・クン」。玄野のぬくもりをレイカは感じながら、ゆっくり身を起こす。しかし玄野の口からは「タエ・・ちゃん」と。レイカの感傷は一瞬。何事か決意したような表情で玄野に背を向け、戦場に戻っていく。

以後の予想
●みな、次々に倒れていくのでGANTZはメモリーからコピーを再生する。解き放たれるコピーたち。なつかしの加藤、巨乳、犬の姿もあり。
ガンツタイトル

204「スイングロック」

「硬質なる岩の笑み どこまでも不敵」