210 機微 | GANTZlabo_nexststory blog

210 機微

今週号の話…0209「人類撲滅宣言」
【とびら:闘いに向けられたカメラ特撮のような現実に対峙する一般人】
勇気あるカメラクルーが闘いを撮影している。
オニ星人は三メートル程。
稲葉呟く「なんだコイツ・・・・・・」(今までのヤツとは・・・圧倒的に違う)(こいつ一人でこんな景色にしたのかよ・・・)炎上しているバス、自動車、倒れている人。
(しかもあの和泉を)(こんなにしちまって)放心状態の和泉。
「俺はこれからこの街のニンゲンを一人残らず殺す!!」「この街のニンゲンがいなくなれば次の街だ!!」
「俺は止まらない」「止められるなら止めてみろ!!」
「虫ケラ共が!! 可能なら俺を止めてみせろ!!」
ラスボスの雄たけびが響き渡る。
「俺は一人でもおまえら全体相手に勝ってみせる!!」
「全人類が相手でも俺は勝ってみせる!!」
それらの言葉は眼前の玄野らではなく、全人類に向けられている。
稲葉が実況を代弁する。「俺ら まるで 眼中にねえ」
玄野の手元、ブレードの柄を「ギュッ」と掴むと「キュウウウン」と反応。玄野は素早く抜きざまラスボスに切りかかるが、見開き二ページにわたり、ラスボスがジャンプして避ける。
ラスボスはジャンプすると右手に「ピキッ」と雷火が走る。
玄野「レイカ和泉たのむ!!」と。
稲妻がドンッと玄野ご一行に向けて落とされるが皆、ジャンプして回避。レイカが和泉を抱えている。
玄野は間髪入れずラスボスに斬りかかる。
ラスボス目にも止まらぬ速さでソレを避ける。
玄野、返す刀で胴をハラウが逆に肘うちを受け、倒れるが地につくやラスボスに足蹴にされる。
風、得意技を繰り出すが、いとも簡単に突き倒される。次のコマでは走り去り、他メンバーはXガンを構えているが発射さえできない。
圧倒的なスピードと破壊力に「こんなのッ」「無理だろオッ」、と。
が、すかさずラスボス再び稲妻、「ドンッ」吹き飛ぶメンバーたち。
宙に投げ出された稲葉のモノローグ、「無理だろ   あんな奴」
【あおり:街を蹂躙するイカヅチ! このまま全滅、なのか!?】

今回のポイントとか
●敵はどんどん強くなるのは漫画の法則。あるいは強く見せなければならん。 ●稲葉、狂言回し役。とすれば、ある程度生き延びる。
●描かぬことで演出されるスピード感。
●おっと、気がついたらタケシがいない。

次回の予想→「210 機微」
爆風に巻き込まれて散り散りに飛んでいくメンバー。
炎は四散し、方々に火の手。ボオオオオオと炎の描写。それを見ている師匠の一こま
風、立ち上がるが視線の先に、タケシ。タケシ地に伏したまま動く気配なし。
「!」風、タケシのもとに駆け寄る。
「らいだー、きんにくらいだー、助けに、、、きて、くれた」
タケシの伸ばした腕が風の顔に触れようとして、力なく倒れる。
「・・・・・・・」風、咆哮。「うおおおおおおお」
風、怒りに満ちた目。やみくもにラスボスに向かっていく。
ラスボス、落ち着いて迎え撃つ。
風はパンチをキックを繰り出すが触れることすらできない。逆に、顔面にパンチを受け吹き飛ばされる。風のスーツ、ドロリ。
それでも立ち上がり、立ち向かっていく。ラスボス、ボディブロー。「ミシッ」と風の骨が折れる音。地に転がる風に向かいラスボス、右手を挙げ、稲妻を落とすポーズ。
しかし、ラスボスに水がかけられる。
右手がバチバチと火花を出し、ラスボスの全身に電気が走る。師匠が消火栓を壊し放水をしている
「小賢しい」とラスボスは呟き、師匠に向けて猛ダッシュ。
師匠は待ってましたとばかりに、手を構えて脳内にスキャンをかけている。
脳味噌をとらえたが、ラスボスの素早い動きに対応できない。師匠は体当たりを受けて吹き飛ばされる。


以後の予想
●水がきくのかは謎。でもなぁ、なんか弱点がないと。
●この期に及んでラーメンとか女とかで勝負が決まる、、、わけもなく。
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