GANTZlabo_nexststory blog -4ページ目

203「ゲンコツ」

「ほしいのは絆? そんなの奪い取ればいいんだよ」

202「願いから生まれた男」

心は澄みきっていく、

「202 人質」

今週号の話…0201「殺人嘔吐」
【とびら:キミの背中越しになら キボウも見える気がするよ】
「はッ はいッた」「こいつの中に入ったのかッ?」と皆、ビックリ。
「ぐッ うッ」侵入されたサラリーマンは苦しげな顔。息ができぬ様子。
「むむッ」「むッ」苦しみ、前のめりに倒れる。
「あッ」「死んだ」と稲葉云い。
「どうする今のうちに撃ッた方が」と稲葉興奮。「中にアイツがいるんだろ!!」と稲葉先導。
「ちょちょっと」と手を上げてとめたのは死んだように思われたサラリーマン。
「大丈夫、大丈夫だから」「ちょっとさっき苦しかったけど」
「さっきのヤツまだおまえの中だぞッ」と言われて、
「あ、そっか どうしよう」と皆を見ると、稲葉はXライフルを構えており。
「あッ 撃たないでくれよ どうもないんだからッ」と慌てており。
レイカ、窮余の策を提案。「吐いてみて」「のどに」「指をつっこんで」
サラリーマン、云われるまま指をつっこみ「えッおえッ」と必死の嘔吐。
「おッえ 吐きそう」「吐きそう」「おッ えッ」
「吐き出せ」「がんばッてッ」「吐け」と応援する他メンバー。
が、サラリーマンの背中が大きく膨らむ。「グググググ」
次の瞬間、「バカッ」と背中が破裂。
そこには「ブブ」「ブブ」と大きめなカラスほどのハエがいる。
「ブブブブブ」とハエは飛翔。慌ておののくメンバーたち。
ギョーン ギョーンとするが、当たらず、ハエ急降下し、メンバーに襲い掛かる。
レイカ、稲葉のそばをかすめ、もう一人のサラリーマンの顔に「グッ」と止まる。
「ズルッ」と彼の耳の穴から侵入。「がアッ」「アッ」と抵抗する間もなくハエは耳の穴に姿を消す。
エゴイスト稲葉は「撃つか 撃つぞッ」と彼にXライフルを向けている。
「ちょっと撃たないでッ」と手を上げるも、腹が膨張。
今度は象が姿を現す。「ドンッ」
象はレイカと稲葉を凝視している。
「おッ おい」「え?」
象は突進。「わッあァッ」稲葉は避けて逃走状態。
レイカはギョンギョンするが「肉風船」を膨らませるのみ。
暴走する象に周囲の人々も「きゃああああああ」と悲鳴を上げる。
ピンチ、レイカ、(落ち着いて)(なんか倒せる方法が・・・)(玄野クン こんなとき玄野クンなら)
小さなコマに玄野らしき人影。欄干に立っている。そばにはおっちゃん。
次の見開きは、玄野が象の首をブレードで斬るシーン。
地に伏す象。首がゴロゴロと転がる間に象だったそれは星人の首に戻っている。
「時間がない!!」「あと2ヵ所だ」と短い玄野のセリフ。おっちゃん、玄野、レイカは勝利の微笑みなし。
【あおり:なし】⇒次号は巻頭カラー

今回のポイントとか
●「時間がない」「あと2ヵ所だ」と省略された玄野のセリフはタイムリミットが迫る緊迫感を演出している。
●ハエが体内にいたらいやだ。「ブブブ」という羽音がいやだ。耳元をかすめたらイヤだ。あの大きさがイヤだ。グロテスクを作者はよく捉えている。
●象にも首があるんだな。
●一瞬で起死回生。ヒロインの危機を救う。主人公の特権。
●この時点での生存者。レイカ、玄野、おっちゃん、稲葉。【多分生存】和泉、師匠、風、タケシ、レイプ女性、パンダ【死亡者】サラリーマン全員、桜井、レイパー二人

次回の予想→「202 人質」
「・・・玄野クン・・・」
玄野から少し離れてレイカは玄野を見つめている。
稲葉は疑わしげにXライフルの銃口を玄野から外していない。
「どーしたのよ」雰囲気を察したおっちゃんがレイカと稲葉に。
「ッテいうか・・・お前、ホンモノか?」と稲葉はストレートに聞く。
玄野、わけわらず。「はぁ?」と。
レイカ、いきなり玄野の肩に手を置く。
「はぁ? 何?何?」元童貞少年玄人童貞玄野は顔を赤らめ。
レイカその様を観察し、「くすくす」と「やっぱ玄野クンだ」と。
「?」「?」おっちゃん、玄野、わけわからず。和泉はなおも疑いの眼でXライフル下ろさずジロジロと玄野を眺めている。

和泉。レーダーをとりだしている。
「ここらだが・・・。」
上を見る、左右を見る。通りを行く人々がいる。
和泉が目を止めたのは和泉の「彼女」。
「!」・・・なんでここに?
一瞬うろたえる和泉であるが、ここは戦場。「星人か?化けてるのか?」
ブレードを握りなおす。
その瞬間、和泉の背後に現れたのはバンパイヤの一人。
和泉、それに気がつかず一瞬のうちに羽交い絞めにされる。
和泉、抵抗しようとブレードを振り回そうとした瞬間、バンパイヤの一人が囁く。
「待て。動くな。お前の女が偶然ここに現れたとでも?」
「!」
「お連れしたのさ。リョウコ、、、だったっけか?」
「・・・・・・」和泉、ほとんど表情を変えない。
「殺しはしない。お前のことは」「彼女、の方は、、お前次第だ」
「・・・・・・」
和泉、変わらず無言で涼子の方を見ると、涼子の脇にはキンパツバンパイヤらが佇んでいる。キンパツは相変わらずタバコを吸っている。タバコの煙がたなびいている。

タケシ、空を見上げている。空に異物。だんだん大きくなってくる。
「あッ」
風、同様に空を見上げる。「なんじゃあ ありゃ」
以後の予想
●うーん、新たな敵との遭遇を予想するのは至難を極める。二体の星人の能力は「電気」「氷」「空中」「水」「サイコキネキス」「透明」「超硬い」「テレポーテーション」「知能」「考えを読む」「時空を操る」、、、どれか当たってるか?
●玄野たちは二手に分かれる、、、のか?
●吸血鬼は手を出さぬ、はずだったのに。彼らの意図は捕捉??? 俺もわからん。
●タケシが見たのはグライダーのような怪鳥のような星人。残りのラスボスじゃないほうは首が長かったから、鳥系と。 ガンツタイトル

201「物体」

今週号の話…0200「ゴックン」
【とびら:最期まで 生きて、痛い】
「そう 逃がしちゃったの とても足が速くて」
「そっか」
レイカと玄野は方を並べて歩いている。
「こっちはあと何人生き残ってる?」
「さぁ 一緒に行動しているのは   あと3人だけど」
「おじさんは?」
「え? あ おじさん?」「途中で別れたから・・・わかんないよ」
「ふうん・・・」
玄野らが現場に戻ると稲葉が着替え終了したとこで「く・・・ろの」
玄野はリーダーっぽく「今回もこっちが優勢だから」「あと少し頑張ッていこーぜ」
「さっきのやつは?」と稲葉が問えば、「逃がしちゃッた ごめんなさい」
「じゃあソイツ探すか」「どッちに行った?」
「さっき玄野クン来た方だけど」「探す?」
「じゃあ俺とレイカと」「あとは別れて探すか」玄野はレイカの方に手を「ポン」と置く。
肩に置かれた手のアップ、一こま。
稲葉は顔を赤らめて「おい レイカ こいつ 本物か?」「玄野か?」
疑わしい視線を止めない稲葉に玄野は「ああ?何いってんだお前」
「あッ そッか!?」とサラリーマンくんたちも気づく。
レイカ落ち着いた様子で「みんな銃をかまえて!!」「玄野クンを四方から囲んで」
と命令を下す。
「あッ」「はァ」と逡巡する輩にレイカは「いーから玄野クンをねらッて」
「はぁ何やッてんだおまえらッ」と玄野半分怒り。
レイカ答えず、「できるだけ近くでならッて」
「撃っていいの?」「マジで?」
「合図したら撃ッて」この状況で汗かいてないのはレイカだけ。凛々しい。
「はァ? ちょッ ちょッと まてよッ」
愛しあった星人かも知れないと、汗かきっぱなしの稲葉。
玄野からレイカはゆっくりはなれながら、玄野が持ってるXライフル目掛けて、「ギョーン」
「バァンッ」といくまで一ページ。五ゴマを消費。
「銃を」「えッ?」「は?」
そして「ち」と玄野が舌打ちすると「バァンッ」とXライフルが弾ける。
はじけたXライフルの先端から血が流れる。
「血ィ?」「わァッ なんだッ これッ」あわてるサラリーマンたちにレイカは指示。
「撃ッてッ」アングルを変えてもう一言「撃ッてッ」
一斉にギョーンする。玄野に命中。ボンッ ボンッ ボンッ と肉風船四つほど。
しかし またもや「スッ」と消える。
「もッとッ 撃ッてッ」とレイカは悲鳴に似た声を上げる。
連射されるXライフル。いくつもの肉風船が玄野の身体にできる。
さすがにたまらず弾ける玄野の肉体。顔の半分、腕、などが四散する。
「撃ッてェ 撃ッて」「あとちょッとッ」「撃ッて」レイカはあたりはばからずに声を上げる。
玄野はたまらず座り込む。達磨のようになってしまった。、、、と思ったら、タケシに変態。
「えッ?」とサラリーマンがためらううちにタケシはジャンプ。サラリーマンの顔に抱っこする。
タケシの肉体がぐにゃりと変形し、サラリーマンの鼻、口から侵入する。
「んッ グゥ んッ」「う」とタケシは完全にサラリーマンの体内に姿を消した。
「あッ」と言うしかない、レイカの後姿。
【あおり:侵入完了!!万能の能力はもはや予想不能】

今回のポイントとか
●「最期まで生きて、遺体。」、、、こっちも香ばしく痛い。
●レイカを中心にバトルが続く。稲葉はスキャンダルで失脚。


次回の予想→「201 物体」
侵入されたリーマンは激しく苦悶する。
「うぉおおおおおお」
リーマンの頬の一部が膨らみ、餅のように長く伸びると、その先端がもう一人のリーマンの耳に刺さる。
リマン 耳の穴から餅が流れ込んでいく。
「おおおわあああああ」
恐怖と痛みに身を震わせるモウヒトリーマン。
餅はモウヒトリーマンの身体をリーマンの方に引き寄せる。
リーマンの頬とモウヒトリーマンの耳が癒着し、二人の顔は、一体化したかのようだ。
「あわあわわわわわ」驚愕の稲葉の表情。
「・・・」声にならないレイカの表情。
リーマンの横っ腹から餅が伸びて、モウヒトリーマンの腰の辺りとつながる。
リーマンたちはそれでも生きており、うめき声をあげている。
「何んなんだよ」「やだーアレ」「クリチャーだな」と一般人が後ろで見物。
星人の周波数に同調したため、可視状態。
二人の顔の間がモコモコ盛り上がってタケシの顔に。
苦悶する二人の間のタケシは目をパチリとあける。
レイカと稲葉ににっこりと微笑み、「きんにくらいだー」と。
そして「撃ってみろよ」と挑発する。
汗をかいてXライフルを握り締めるレイカ。
「撃てるよな。こいつらはもうニンゲンじゃない。」「でも生きてる」。ゼイリブ。
完全に癒着して一体化した二人+星人を前にやっぱし撃てないレイカは「はあはあ」。

以後の予想
●吸血鬼のコンタクトでは「ゼイリブ」 を。今回のは「遊星からの物体X」 をオマージュ。ジョンカーペンター 好き?
●「撃ってくれ」ッテ頼むと「エイリアン2」だな。あるいは、デビルマンのジンメン的発想。
ガンツタイトル

200「不定形」

今週号の話…0199「不定形」
【とびら:信じちゃうんだ? ほんのセツナ ふれあっただけで。】
「あ・・・あたし?」
スーツを着たレイカは「ゾクッ」としている。
稲葉は「あッ え? え? わッ あのッ」とワケも分からず、言い訳も言えず。
と、裸レイカは「グキグキゴキゴキ」と頭部をひねっており、頭から角。顔はみるみるオトコの顔に。
稲葉はびっくらこいて「わァッわァッ」と叫び声さあげたと。
稲葉の上のオニは「よかったろ」と微妙な表情で語りかけたと。
稲葉は逃げようとするが「動ッけッねェッ」
稲葉の上のオニの乳房は10ケほどあり犬だか牛のようなソレ。
オニは四つんばいになり、稲葉を腹にぶら下げたまま移動。レイカをうかがう。
「うッわッ なんだあれ」とリーマンびっくらこいてるが、オニは「どうしたネーチャン」と。周囲の人もなぜか「わ また ホラッ なに アレッ」と驚いており。
「もう遅い 今さらにげらんねーぜ」とオニは不敵にニヤリ。レイカ困惑「胴体には当てられない」
「当ててみろ」とオニは四つんばいで走り出し、レイカはXガンを発射するが「速い」当てられない。
オニは「食ッてやるぞ」とレイカにとびかかり、レイカに馬乗り。
オニはレイカに顔を寄せ、口元からサメのような鋭利な歯をのぞかせる。よだれも。
レイカのスーツの丸いのに指を乗せて「ここだっけか?」と力を込める。
と、レイカはオニを「ダンッ」と蹴り上げオニをすっとばす。「なッ」
稲葉もオニから身体が離れ地に投げ出される。
オニは「て~~なーーッ」と文句を言うが、レイカはすかさずXガンを連射。
(てごたえが   あたッたはず・・・)
オニの身体の一部が風船のように「ボンッ」と一瞬膨らむが、「キュウウ」「キュウウ」としぼんでいき、「スッ」となくなる。
「どーなってんだよ」「銃がきいてないんだッ」とリーマンが読者に解説してくれる。ありがとう。
「やるじゃん女」とオニはほめると、サッと逃げる。
「あッ逃げた」「逃げんのかよ」とリーマンが見たマンマ、読者に解説してくれる。ありがとう。
レイカはあわてて後を追うが、(そんな  見失ッた)。
と、前方から現れたのは他でもない愛しの玄野の姿。一人。
「レイカ・・・・・・」と玄野は話しかけ近寄ってくる。手にはXライフル。 「は!?」「うわッ」「あッわッ」裸レイカの頭部には二本の角。
【あおり:“リーダー”玄野との邂逅・・・ 駆け寄りたいハズなのにーーー】

今回のポイントとか
●この幹部の能力は、不定形。不定形だからXガンの攻撃も柔軟にイナスことができる、ということなのだろう。
●なので現れた玄野の正体は、星人。
●見る人の願望をカタチにする能力、なのか。
●見えないと思っていたが星人は見えるようだ。星人は黒スーツ組と一般人の双方に可視な周波数を発するようで。


次回の予想→「200 」
休み




以後の予想